こんにちは、近藤です。
インフルエンザが例年より早く流行ってきているようです。
運動と栄養が何よりの予防になります。
前回お話しした続きですが、バランスのとれた食事ってどんなの?ってことです。
健康にもいいですし、ダイエットにもなっちゃう食事法。
アメリカで、なんと1年で70kgもの減量に成功した人がいます!
もともと超肥満だったわけですが、驚くべきことに、この人は特別な減量方法をとったのではなかったのです。
運動をしたわけでも、食事量の制限をしたわけでも、ましてや特殊な治療を受けたわけでもありません。
ただ、毎日の食事の質を変えただけでこのような結果が出たのです。
この人は、いわゆるジャンクフードのハンバーガーやフライドポテト、清涼飲料水ばかりを摂っていました。
その食事を、野菜や果物をふんだんに使った、つまりビタミンとミネラルのバランスが整った食事に変えたのです。
それだけで、たちまち70kgもの減量に成功しました。
これは、ハワイ式ダイエットと呼ばれ、ハワイの伝統食を食べてやせるものです。
肥満をかかえるハワイアンはこの伝統食を3週間続けるだけで、コレステロール値が下がり、平均5kgはやせるという劇的な結果でした。ちなみに、運動療法は併用されていません。それでも、これほどの減量ができるのは、正しい食事によって必要な栄養素が体の隅々までいきわたり、体が本来の機能を取り戻したため、といえるでしょう。
では、ハワイの伝統食でなければ私たちは健康になれないというわけではありません。
ハワイの伝統食に多くの面で相通じるものがある『マゴワヤサシイ』を実践してみましょう。
『マゴワヤサシイ』は、理想の食材の名前を語呂合わせしたものです。
どんな食材かは詳しく説明していきますが、毎日の食事に取り入れれば、ミネラルやビタミンがバランスよく含まれるうえに、良質で適量のタンパク質、脂肪、そして炭水化物が得られます。
ただ、最初に申しあげておきますが、その目的によって食事方法が違ったりはします。
体をムキムキにボディビルダーのようにするにはこの食事では不十分ということだったりします。
太っている人が減量の為にするのはいいですが、僕等からすると食事だけのダイエットは有り得なかったりします。
その場の体重だけに左右されて筋肉まで落としてしまっていたとすると確実に前より太りやすくリバウンドは約束されたようなものだからです。
脱線しましたが、話しを戻します。
『マゴワヤサシイ』を実践する前にも、心がけておくことがあります。
食材選びをする際に、まずは、新鮮であることです。
そして、土壌にも農作物にも化学肥料や農薬を使わない、有機農法で作られたものであることです。
さらに、できるだけ旬のものを選ぶようにしましょう。
旬の野菜は、そうでない時期の野菜に比べて、含まれる栄養素の量がまったく異なります。
それでは『マゴワヤサシイ』を説明していきます。
マ=豆類、納豆、豆腐、味噌などの大豆加工品
マグネシウム、亜鉛、ビタミンB群のほか、良質のタンパク質と食物繊維を多く含みます。
さまざまな種類の食物酵素をもっていて、イソフラボンなどの抗酸化作用のある成分も含まれています。
ゴ=ゴマやナッツなどの種実類
カルシウム、マグネシウム、鉄や亜鉛などのミネラルをバランスよく含み、抗酸化作用にすぐれているビタミンEが豊富に含まれています。
特にゴマにはセサミンなど多くの有効成分が含まれており、肝機能の強化や動脈硬化の予防に役立ちます。
ワ=ワカメや昆布などの海藻類
発育や新陳代謝の維持に欠かせない甲状腺ホルモンの材料となるヨウ素、解毒能力を高める亜鉛を摂取できます。
ヤ=野菜類
各種ビタミンやミネラルの補給源として欠かせない食材です。
緑黄色野菜は、B-カロテンが多く含まれ、ビタミンAの供給源になり、またカルシウム、鉄、カリウム、ビタミンCなども多く含まれます。
また、淡色野菜は、ビタミンCや各種ミネラル、食物繊維、ファイトケミカルなどが多く含まれます。
サ=魚類、特に青魚
魚介類は良質なたんぱく質減です。亜鉛、セレン、鉄を主としたミネラルのほか、アミノ酸の一種であるタウリンが豊富です。
青魚は特にDHAなどのオメガ3、ビタミンB群のひとつであるナイアシンなどが豊富に含まれています。
シ=シイタケなどのキノコ類
特徴的なのはファイトケミカルのひとつであるB-グルカンなどの多糖類が多く含まれます。
これらは、免疫力を高める作用があるといわれ、がん予防が期待されています。
イ=イモ類
ビタミンCやビタミンEが豊富なことと、食物繊維を多く含み腸内環境を整え、美肌効果が期待できます。
ざっくり書きましたが、このような食材には他にもさまざまな栄養素含まれています。
毎日の食卓で少しでも意識して取り入れてみて下さい。
体調も良くなりますし、ダイエットにもなります。
僕がまだ小さい時からもう食事の欧米化は始まっていたように思われますが、まだ今よりは和食中心の食事だった気がします。
海外でも和食はとても注目を集めていて、ゴールデンバランスとも言われているみたいですね。
沢山の食材が食卓に並んでいても、『マゴワヤサシイ』は低カロリーでバランスのいい栄養を補給することができます。
和食中心の家庭は少ないかもしれないですが、世界でも誇れる日本食をもう一度見直してみてはどうでしょうか。
食べることは“生きること”です。軽視することなく食べれる有難みを感じながら、いつまでも健康で元気でいれるようにしましょう(*^_^*)
といっても、完全にオーガニック食や旬な物を食べ続けて体に害を及ぼさないものを100%摂取するのは不可能でしょう。
特に現代では。。。
その為にファスティングがあります。
僕は来月久しぶりにやるので楽しみで仕方ありません(^^♪