こんにちは、小笠原です。
最近はなんとなく過ごし易い暑さですね!!
先週の土・日の暑さは半端なかったですね(>_
また、あんなような暑さになるのかと思うとぞっとします・・・
明日、明後日は大宮夏まつりがありますね☆
カーニバルや神輿などが通るそうで、凄く混みそうです。
そして、8月2日~7日は私の故郷の「青森ねぶた祭り」が始まります。
青森ねぶた祭は、七夕祭りの灯籠流しの変形であろうといわれていますが、その起源は定かではないそうです。
ここでねぶたができるまでを紹介したいと思います。
(1)題材と下絵
歴史的な物語などを題材に構想を練り、構想がまとまると鉛筆で下書きをして色をつけます。
(2)小屋掛け
ねぶたうをつくるためと、完成後の収納の為に小屋を作ります。
(3)細部の下ごしらえ
顔・手・足・刀・槍などの細部をあらかじめ作っておきます。割出しには比例式で寸法を計算し、小屋掛けが始まる寸前まで作 業がすすめられます。
(4)骨組み いよいよねぶた作りです。
まず角材で支柱を作り、針金や糸を使い紙がはれるように形を作ります。
(5)電気配線(証明)
昔はろうそくを使っていましたが、今は専門の配線工を使ってねぶたの内線に20W~100Wの電球や蛍光灯を80~100 個ほど取り付けます。
(6)紙はり
出来上がった骨組みに奉書紙をはります。ボンドを使い、はみ出さないように張るのが一番難しいとされています。 (7)書割(墨書き)
墨で形を取ります。純白のねぶたに墨で顔や手足、帯、着物の柄などを書き分けていきます。迫力をかもしだす筆法で書き分け ていきます。
(8)ろう書き
表情に合わせてパラフィンをとかして模様をつけます。明るさを付けるとともに、色のにじみも防ぐ為の作業です。
(9)色づけ(彩色)
残った白地に色をつけます。染料と水性顔料を使い、筆書き又はスプレーで染色する。
これで、ねぶたの本体は完成です。
最後にねぶたを台に載せれば、準備OKです。 こうして完成したねぶたは、期間中青森市内を歩き最後は海上を運行し、花火とともに祭りのフィナーレを飾ります。 ねぶたの参加は、跳人の衣装を着ていれば誰でも出来るので、機会があったらぜひ行ってみて下さい(^^♪