たった4%の働き者!!

こんにちは、近藤です。

先日、僕の高校の母校が関東高校駅伝を優勝しました(^^♪

県予選のタイムも全国トップだったようで、今年はもしかするかも・・・。

12月21日に全国大会なので、その前に差し入れを持っていき様子を見てこようと思います。いや~初優勝して欲しい(^_^)/

このように毎日体を酷使するアスリートは前回お話しした『縁の下の力持ち』、ビタミン、ミネラルがより必要になりますが、ただ摂ればいいというものではないです。

特にミネラルに関してはバランスが非常に大切になります。

人間の体の96%は五大栄養素のうち「炭水化物」、「脂肪」、「たんぱく質」、「ビタミン」は「酸素」、「炭素」、「水素」、「窒素」という4つの元素からできています。

一方、残りたった4%の単独の元素が「ミネラル」です。

『なんだ、たった4%だったら大事じゃないじゃん』って思われますが、4%の働きが多肢にわたり、食物の消化、吸収、老廃物の排出、エネルギー生産のほか、体内の体液量や酸・アルカリ度の調整、筋肉や神経機能の調節、さまざまな物質の合成など、ありとあらゆる代謝に深くかかわっています。

ミネラルはわずかな量でも不足すると体の機能を維持したり、調節したりできなくなってしまうのです。

たとえば「マグネシウム」というミネラルがあります。筋肉の弛緩を促したり、体温や血圧を調整する働きをする重要なミネラルです。

このマグネシウムが不足すると、震えや虚脱感、けいれんなど、心身にさまざまなトラブルをもたらします。

さらに、不足した状態が続くと、慢性の疲労や高血圧、動脈硬化が生じ、突然死のような取り返しのつかない事態まで招いてしまいます。

このように、私たちの体に4%しかないミネラルは、残りの96%が正常に機能するために必要不可欠なものです。

それでは、ミネラルは大きくどんな働きをしているのでしょうか?

(1)体の組織の成分になる

たとえば、カルシウムやリンは骨や歯の主な構成成分です。鉄は赤血球の材料になります。

たんぱく質が骨や筋肉などの成分になるようにミネラルも体の組織の成分になります。

(2)体液の浸透圧の保持

僕らの体は細胞でできていますが、その内側と外側には体液があります。適切な量を保つためにミネラルは必要になります。

カリウムやナトリウムが主に関わっていて、バランスが崩れると血圧が上昇したり、むくみが起きるなどの原因になります。

(3)酵素の働きに必要なもの

私たちの体は生命を維持していくためのエネルギーを作ったり、体の材料や成分を合成したりと、さまざまな化学反応を繰り返しています。

酵素とは、この化学反応の一連のプロセス、つまり、前回話した代謝を行うために欠かせないものです。その酵素の合成や活性になくてはならない物質がミネラルです。

例えば、亜鉛は200種類以上もの酵素反応に必要なミネラルです。亜鉛が不足すると肌の状態が悪くなったり、傷の治りが悪くなったりします。

(4)ビタミンの働きを助ける

たとえば、亜鉛はビタミンA、リンはナイアシンの吸収を助けます。ビタミンB群の多くは、マグネシウムがないと働くことができません。

このほかにも、ミネラルなしではうまく機能しないものもたくさんあります。むしろ、、ミネラルがかかわらない生命活動は存在しません。

たった4%ですが、幅広く活躍しているのが分かりますね。

しかも、ミネラルはビタミン同様、体内で合成できないということです。

いかに普段の食事が重要であるかが分かります。

ただ、ミネラルが不足しているからといって、ただやみくもに摂取すればいいというわけではないです。

ミネラルの中には、有効な働きをする量の範囲が狭く、過剰摂取で体に害を与えてしまいやすいものもあります。

たとえば、食塩に含まれるナトリウム。体に不可欠だけれども、摂りすぎると有害になるミネラルだというのは何となく聞いたことがあると思います。

ナトリウムは不足すると血液循環が悪くなり筋力が低下するため、食欲不振や疲労などの原因になります。そして、摂りすぎると高血圧の引き金となる場合もあります。

このように何度もいってますがバランスが大切です。

では、バランスといっていますが普段の食事で、ビタミンやミネラルが豊富に含まれている食事方法はどのようなものなのでしょうか?

次回お話ししたいと思います。

僕ら人間は60兆個もの細胞からできていて、その一つ一つが健康であるためにはどうするべきかを考えれば、巷で時々でてくる「何を食べ続けてダイエット!!」みたいなものに惑わされることもなくなるでしょう。

ビタミンやミネラルの豊富なバランスの摂れた食事をしていれば、健康になるのはもちろん、ダイエットにも非常に効果的です。

難しいようで誰でも実践できる効果的な食事法です。

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